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国々と世界

世界は様々な国に分かれている。このように世界が複数の国に分かれている意味合いは、何だろうか。国の機能面での役目は、貧困の閉じ込め、それとも豊かさの独り占め、だろうか。
ヨーロッパ連合は、これを確かめるための実験場となっている。貧困の閉じ込めとしての機能を持っていた国、ギリシャ。豊かさの独り占めとしての機能を持っていた国、ドイツ。ヨーロッパ連合の中で、これら両国が擬似的に国境を無くし、融合しようと試みられている。
今起こっているその途中結果は、ギリシャの貧しさがドイツの豊かさをまさに食いつぶそうとしている状況である。
この結果から明らかだが、ヨーロッパ連合はいずれ失敗に終わる。ある国が豊かさを維持しようとしたら、貧困を別な国に封じ込めておかなければならないのだ。世界を制する、あるいは制しているのは、豊かな国々であり、貧しい国々ではない。世界の状況に関する決定権は、豊かな国々が握っているのである。
豊かな国々が豊かな国々として今後も存在してゆくためには、貧しい国々の存在が必要なのである。豊かな国々が豊かな国々として今後も存在し続け、そして貧しい国々が豊かな国々へと成長してゆく、というビジョンは幻想である。

日米安保

日米安保(日米安全保障条約)を神のように崇め、それを信じて疑わない人達は、カルト教の信者そのものだ。
日本有事の際に自衛隊と共同して日本を守るためにアメリカ軍が行動を起こすか否かは、その時のアメリカ政府しだいであり、アメリカ議会しだいであり、アメリカ国民しだいであり、アメリカの気分しだいなのである。
アメリカ軍が行動を起こした場合に想定されるアメリカ軍の犠牲がアメリカの政府、議会、国民が許容できないレベルであれば、アメリカ軍は行動を起こさない。
日本有事の他方の当事国が核保有国であれば、被爆を避けるために、在日アメリカ軍基地からアメリカ軍は速やかに撤退する。日本を守るためにアメリカ人が被爆することなど、アメリカの政府、議会、国民が絶対に許さないからだ。
アメリカにとってのイギリスやフランスと、アメリカにとっての日本とは、重要さの点で決定的な開きがあるのである。
国際軍事条約は破るために存在する。そのようなものを神のように崇め、信じ込んではいけない。カルト教信者に占拠された外務省など、日本には必要ない。

アメリカの安全保障政策

米国から見た視点で考えてみるのもおもしろい。これまで世界の沢山の国に戦争を仕掛けてきた米国は、必然的に自国の安全保障にはとても過敏かつ神経質になっている。
したがって、核武装をしており、かつ米国を核攻撃する能力を持つ国、ただし米国の身内である英国とフランスを除いた国、すなわち中国とロシアを米国は軍事的な意味合いで第一重要国と見做している。
そのつぎに、米国を攻撃したか、もしくは米国と大戦争をした過去を持つ国、すなわち日本とドイツを米国は第二重要国と見做している。
中国は共産党独裁国家で、実質的には王朝国家に近い形態である。時間の経過とともにいずれこのような王朝国家が崩壊するのは、歴史から明らかである。米国は中国が崩壊し、そこにある核兵器が世界中に流出してしまうのを、真剣に恐れている。だから、中国崩壊の際にそこにある核兵器を米国がコントロールできるように、今米国は中国にあらゆる杭を打っているのであり、中国にできるだけ多くの米国シンパを作ろうとしている。米国が中国との経済的結びつきを強化し、そして国際社会の中で何かと中国を持ち上げているのは、このような背景があるからだ。
米国は、中国とロシアは論理の通じる国(狂わない国)であると思っている。だから、米国は、中国やロシアによる米国攻撃を、話合い(金)により回避できると考えている。
米国は、日本とドイツは論理の通じない国(狂ってしまう国)であると思っている。米国は、日本とドイツに米軍基地を構えることにより、両国が核武装をするのを防ぐとともに、両国に米国を攻撃させないことへの担保をしている。だから、米国は、もう米軍基地はいりませんから出て行ってください、と日本とドイツが言い出すのを、とても恐れている。
そこで、日本について言えば、米国は北朝鮮と中国をうまく使って、日本人に米軍基地は必要ですという気持ちを持たせ続けている。

日露安全保障条約が世界を救う

アメリカ国民の集団的精神構造は、アメリカが国際社会の中で正義(善)を行うことを強要する。アメリカ国民の集団的精神構造は、この正義がアメリカにとっての正義であり、この正義が他国にとっては悪にもなり得る、ということを理解しない。このような背景から、アメリカは国際社会の中で善役を演じ、それを続けなければならないのである。そうしなければ、アメリカは、国民レベルから国家レベルにいたるまで、崩壊してゆく。
アメリカは、アメリカ国民が見るプロレス興行において、必死に善役を演じる。プロレス興行には、悪役が必要である。プロレス興行は、善役と悪役が戦うシーンを見せるショーであり、善役が悪役の卑怯な攻撃に何とか耐え、そして善役が悪役に反撃するというシナリオになっている。リング上では壮絶な戦いをみせる善役と悪役だが、リングを降りれば仲良く食事をしながら、和気藹々としている。善役も悪役も、プロレス興行劇団の一員であり、運命共同体であることを自覚している。
ソ連は、まさにプロレス興行における善役アメリカとがっぷり四つに組める悪役であった。ところが、1991年にソ連が崩壊してしまった。肝心の悪役がリングから消えてしまったのである。善役アメリカは、狼狽した。一人きりになってしまったリングの中を、うつろな目でうろうろするばかり。攻撃を受けたわけでもないのに、リングの上で、しゃがみ込み、膝を着いてしまった。時間が経って、アメリカは冷静さをやや取り戻し、頭が少し働いた。アメリカは、イラクやイランを悪役として、リングの上に引っ張り出した。しかし、アメリカの善役に対する悪役としては、イラクやイランはいかにも力不足。プロレスショーは悪役イラクやイランの登場に最初は盛り上がったが、盛り上がりは長続きしない。このような状況の下で、中東は騒がしくなり、中国が国際社会の中でのさばり出した。
世界を再び安定化するには、善役アメリカとがっぷり四つに組める新たな悪役をリングに送り込むことが必要だ。新たな悪役、それは日本とロシアのタッグだ。日本の経済力、ロシアの核兵器。これこそが、経済力と軍事力で、善役アメリカとがっぷり四つに組める新たな悪役だ。日露安全保障条約を締結することにより、理想的な悪役が誕生する。日露安全保障条約の一環として、日露共同運営・管理の軍事基地を、ロシア領土内に一箇所、北方領土内に一箇所、日本領土内に一箇所、それぞれ作るのだ。そうすれば、ロシアは北方領土を日本に返還する。この強力な新たな悪役の誕生を、アメリカは表では大反対するが、裏では大賛成する。この強力な新たな悪役の誕生により、アメリカは再び、善役としてリング上で大活躍できるからだ。アメリカが、アメリカらしい状態で存在し続けることができるからだ。日露は、裏でアメリカと交渉して、日露安全保障条約の締結をアメリカに了解してもらうのだ。いやそうではない、日露米が積極的に日露安全保障条約構想を実現し、世界を再安定化するのだ。
善役のアメリカとがっぷり四つに組める新たな悪役の登場に、いやがうえにも世界は再び安定化する。中東は鎮まり、中国はおとなしくなる。善役アメリカと悪役日露がリング上で激しくスリリングなバトルを展開してゆく。世界の他の国々は、そのバトルに圧倒され、ただただそのバトルを見守ることしかできない。
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