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グローバリゼーションとローカリゼーション(鎖国)

グローバリゼーションにより貧富の差が拡大し、国民が少数の金持ちと多数の貧乏人とに2極化する、という説がある。またローカリゼーション(鎖国)によりこのような2極化を防ぐことが出来る、という説もある。これらの説は、間違いではないが、本質的な点を見逃している。
仮に日本がグローバリゼーション体制からローカリゼーション(鎖国)体制に転換したとしても、貧富の差が拡大し、国民が少数の金持ちと多数の貧乏人とに2極化する傾向は存在し続ける。
グローバリゼーション体制であろうとローカリゼーション(鎖国)体制であろうと、時間の経過とともに、工業技術や農業技術は不可逆的に進歩してゆく。この技術的進歩は、生産性の向上をもたらすのであり、より少ない人員でより高品質のより安価な工業製品や農産物をより大量に造ることを可能にする。ローカリゼーション(鎖国)体制であっても、市場はより高品質のより安価な工業製品や農産物に支配される。したがって、市場を支配したより少数の生産者にのみ、富が集まる。すなわち日本がローカリゼーション(鎖国)体制を敷いたとしても、時間の経過とともに、貧富の差が拡大し、同時に金持ちの数的割合が減少し、貧乏人の数的割合が増加してゆくのである。
このような背景を考えると、政治の主たる役目は、いかに金持ちの富を貧乏人のために使って、あるいは金持ちの富が貧乏人に万遍無く流れるようにして、国家を安定させるかにある、ということが見えてくる。消費税は貧乏人も負担する。したがって消費税率アップは、金持ちの富を貧乏人のために使う、あるいは金持ちの富が貧乏人に万遍無く流れるようにするという趣旨に矛盾する。政治は、金持ちの富を貧乏人のために有効に使う構造、あるいは金持ちの富が貧乏人に万遍無く流れる構造となるように国のシステムを設計し直すことに、力を注ぐべきだ。
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