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くず鉄拾い

昭和30年代の横浜下町。路地は大勢の子供達に占拠されている。ベーゴマ、ゴロベース、缶蹴り、石蹴り、ゴム跳び、鬼ごっこ。ワーワー、キャーキャー、路地に子供達の歓声が響いている。広場に行くと、これまた大勢の少年達が、広場の四隅でそれぞれ野球をやっている。毎日毎日、学校が終わってから日が沈むまでの間、路地や広場は大勢の子供達と少年達で溢れかえり、同じような光景が繰り返されている。
広場で使われている野球のボールをみると、どれもイボイボが磨り減ってすっかりツルツルになっている。なかには、破れや裂け目ができてしまったものもある。
どぶ川に行くと、近所のおじさん達が10人位その中に入っていて、川底を漁っている。くず鉄を拾っている。おじさん達は、拾ったくず鉄を川に面した道路脇に置いたいくつかの木箱の中に次々入れてゆく。
おじさん達の作業が終了すると、しばらくしてくず屋さんがやってくる。くず屋さんは木箱の中のくず鉄を麻袋に詰め替え、そして麻袋の中のくず鉄の重さを竿秤で計っている。計量が終わって、おじさん達はくず屋さんから代金としてのお金をもらっている。
おじさん達はそのお金を持ってスポーツ用具店に行く。そして、そのお金で野球のボールを買っている。おじさん達は広場に行き、野球をしている少年達に買ったボールをプレゼントしている。
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