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失われた10年

失われた10年は、100兆円台相当のバブル処理をソフトランディング形式で行ったので、10年かかったということである。バブル処理をハードランディング形式で行っていたとしたら、失われた3年程度ですんでいたはずだ。毎年の処理金額掛ける処理年数(積分処理金額)は、必ず処理すべき総金額に等しくなる。処理すべき総金額は、バブル崩壊直前のバブルの大きさで決まり、100兆円台のある定められた値、すなわち固定値である。
ソフトランディング処理の場合、毎年の処理金額は少ないが、処理にかかる年数は長くなってしまう。逆に、ハードランディング処理の場合、毎年の処理金額は多いいが、処理にかかる年数は短くてすむ。どちらの場合も、毎年の処理金額掛ける処理年数(積分処理金額)は、固定値である処理すべき総金額に等しい。
日本政府の経済政策が悪くて、失われた10年が起こったのではない。バブル処理をソフトランディング形式で行ったことの必然的結果が、失われた10年なのである。バブル処理をソフトランディング形式で行ったことにより、毎年の処理金額を低く抑えることができ、処理が与える日本経済への年ごとの悪影響を薄めることができたのである。しかし、処理が終わるまでの期間は、長くなってしまった。バブル処理をハードランディング形式で行っていたとしたら、処理が終わるまでの間、毎年凄まじい嵐が日本経済を襲っていたことだろう。ただし、処理が終わるまでの期間は、ソフトランディング処理のそれに比べて、ずっと短くてすんでいたことだろう。
バブル処理をソフトランディング形式で行うか、あるいはハードランディング形式で行うかの選択は、良し悪しの問題ではない。政策としては、どちらを選択しても構わないのである。一方が良くて、他方が悪いということはない。どちらにも良い点と悪い点がある。一方の良い点と他方の良い点は、比較する意味がないものである。同様に、一方の悪い点と他方の悪い点も、比較する意味がないものである。
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