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何かに酷く怒って式をドタキャンする人

A男は60歳過ぎの独身。A男には妹がいる。A男にとって妹はたった1人の兄弟である。妹は3人の子持ち。妹の一番上の子供が結婚式を挙げることになり、その招待状がA男にも届いた。
子供の頃から今日に至るまで、A男と妹の相性はずーと悪かった。しかしA男は、深く考えることなく、たった1人の兄弟に関係することでもあり、招待状に対して結婚式に参列する旨の返事を出した。
結婚式の日が近づくにつれて、A男の心が重くなっていった。その時A男の頭の中では、60歳過ぎの独身の俺が結婚式に参列しても、話相手もいず、恥をかくだけだ、という思いがふつふつとしていた。参列する旨の返事を出したものの、参列したくないという気持ちが日に日に大きくなっていった。
子供が結婚する相手のことや、結婚のことなどを話しに、A男のところに妹が訪ねてきた。妹はやたらウキウキしていた。妹は昔からいい加減であり、しかも鈍感であり、俺の心が重くなっていることを露ほども想像していない。A男は妹にムッとした。
その日の夜、A男は妹に電話をして、怒鳴った。「お前は昔からいい加減だ。いい加減なお前の子供もいい加減に違いない。そんないい加減なやつらの結婚式など、俺は出ない」。A男は一方的に怒鳴りまくって電話を切った。
結婚式に参列すると返事をしておきながら、もし結婚式への参列をドタキャンしたら、それは明らかにA男の罪だ。その罪を、「いい加減」という形に変えて妹に転写すなわち転嫁して、妹に移した「いい加減」に酷く怒るというパフォーマンスを演じて、自分が結婚式に参列しないのは妹がいい加減だからだ、ということに強引にもってゆく。こうして自分の罪を隠す。A男がやったのはこれだ。意識的にやったか、無意識のうちにやったかは、定かではない。
何かに酷く怒っている人がいたら、自分の罪や落度をその何かに転嫁して、それに酷く怒るというパフォーマンスを演じて、自分の罪や落度を隠そうとしているのかもしれない。
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